武道家と神と神技 、心を無にして待つ   

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相手の攻撃を、正しい心で待つと言うのも重要なポイントに成って来ます、
体の力を抜き、欲の力を抜き心の力を抜き、勝とうとする力を抜き、敗けたく無いと言う力を抜き、呼吸に意識し、
集中し、其のうち其の呼吸すら忘れ、全てを空にして待たなければ成りません、
其処で本質は何を待つかと言う事に成りますが、
相手の放心状態を見抜くのです、人は誰でも極度の緊張状態や神経を張り詰め過ぎると自らの生命を守り維持する為に、   人の体の中には其れを自動的に切ってしまうリミッターと言うのが備わっていて無意識の内に自動的に切ってしまうのです、
其の一瞬は無意識で立ったまま寝た状態なのです、其れこそが放心状態なのです。
其の一瞬の無意識で立って寝ている変化を事細やかに見逃さず瞬時に反応して攻撃を掛けるのです、相手がまだ其の極限状態に入っていない状態の時にシビレを切らして不用意にがむしゃらに飛び込んで行けば逆に相手が待ちで其のタイミングを待ち受けているので相手の思う壷に入ってしまうのです、
但し此れは我々が数十年前に行なっていたあくまでも武道空手の試合形式で有効であって、今の様に数秒攻撃を仕掛けなければペナルティーを掛けられる競技空手では使えません。