神に近付く  PART1

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    神に近 付く PART1

   特に優れた武道家と言うのは

そう多くでは有りませんが しかしながら各武道、各流派の中のトップクラスの中には確実に私達が知り得る範囲内以上に存在されております、しかしながら「本物は表に出ない」と言う言葉が有るくらい田舎や山の中で、ひっそりと一子相伝の形を取って何代にも渡って続けて居られる流派も有ります、其れは其れとして

特に優れた武道家の中でも、「多方(おおかた)は其処まで成り」の位とまだ「其れの一つ上」の位が有ります、

其れは神に許されて限りなく神様に近づく、神様のお傍、神様の横に座れる位(レベル)の方の事を言います、  ここで大事なのは人は神に限り無く神に近づく事が出来ても決して神様に成る事わ出来ません、

何故ならば人は力が付けば付くほど偉くなり、傲慢にも成り人に対しての影響力も高く成ります、其の力を良い方にだけ使うので有れば良いのですが、どうしても人で有るが故に其の力を悪い方にも利用してしまいます、其れが人が限り無く神に近づけても決して神様には成れ無い理由です。

神に限り無く近づくのが究極の最終目的で有り最終の結論であります。

なぜ優れた武道家は相手の攻撃よりも先に有効に打ち込んだりその攻撃をつぶしてしまったり、無効にしてしまうことが出来るのか

解りやすく説明しますと以前にA.Iロボットのジャンケンロボットの話をしましたが相手が動き始めたのを見た瞬間、例えば相手が蹴りを仕掛けて来た時、相手の足の裏が床から離れた瞬間には反応していなければもう既に遅いのです、相手が蹴ったひざ頭が腰の高さまで上がっていたり肩の高さまで来てから顔面をカバーしていたのでは、すでに遅く相手の回し蹴りを受けてしまいます、 其れではどうすれば相手よりも早く動くことが出来るのかはそう簡単では有りませんが出来るだけ解りやすく書いていきたいと思います。 其れは以前の項で書いたように目で見たものを脳に送って脳で判断して又、其の脳から命令を各神経、各筋肉に出してもらつて初めて体が動き始めるので、 そこでかなりの時間をロスしてしまいその為相手の攻撃に対処する前に気が付けば相手に入れられた後なのです、そこで長年にわたり稽古し考え、研究と言えばおこがましいのですが、此の年齢になつてやっと、そうではないか思える所が有りましたので次回から報告させて頂きます。