相手の目を見て動きを見切る

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相手の目を見て動きを見切る

 目で見た物を脳に頼らず全ての伝達経路を最小限に断ち切って、直接反射神経を作用させて各神経、各筋肉に反射的に作動さすのですが 私自身 此れまで相手が動き始めるのを見て 後の先を取るか 相手が動く前に、先の先取るか其れをどう何を目安に見切るかが 最大の課題で有りました、相手と向き合った時、相手とのレベルのの差が大きくある場合には 相手の構え、動きを見ても、相手の氣を感じても、相手を抑えたり 相手よりも先に攻撃を仕掛けたり 梳かしたり出来るのですが 相手のレベルが同程度かそれ以上であれば相当に難しくなります、私の経験から言えば 先を取られて先に攻撃を仕掛けられた場合、七,八割が先の方が有利なように思われます、後の方がどうしても僅かながら遅れを取ってしまいます自分では自信を持って返したと思っても 相手側に旗が上がるのわ やはり先に攻撃を仕掛けた側が有利に成るのです。しかし何とかこれを見切る方法が無いものかと此の歳になってもう一度やり直して私の道場の長年一緒に稽古をしている師範代と改めて向かい合ってみました、何故もっと早くもっと若い内に此れを考えようとしなかったのか、若い内は、ただ数多く人よりも長く稽古さえすれば其れで強く成れると信じてがむしゃらにやって来ました、しかし此の歳に成ってやっと解ったと言うか此の歳に成ったからこそ解った事が有りました。 結論を申し上げますと 

相手の僅かな目の動き、目の変化を見抜くことです、目は口程に物を言う顔は笑っているが目が笑っていない、目を見れば本当の事を言っているか嘘を言っているか解る、ごく一般によく耳にする言葉です、誰でも普通に知らず知らずのうちに感じ取っている事なのですが其れを私達は利用しなく成っただけなのです、                      人は誰でも、能力が有る無しに関わらず初対面で 人に合った場合でもこの人は優しそうな人だとか、賢そうな人 気がきつそうな人 悪そうな人  意地悪そうな人等、自分に危害を加える危険性があるかどうかを知るために、其れは人類がまだ言語と言うものが無かった時代は、全て相手の顔を見て判断したことだと思うのです、 そこで相手の顔のどこを見ますか    鼻の高い低いですか、耳の形ですか くちびるの大きさですか 顔の大きさですか、違うでしょう、其の答えは唯一つ、相手の目でしょう、    ちなみに男女の愛の深さを確かめ合うのも目と目を見つめ会うでしよう、  しかし一番大事なのは、それをどうやって見極めるのが一番の問題です。  次回からは実際に相手と向かい合ってみて実戦を通して実際にどう使うか文章にできるようにして行きたいと思います。